アメリカ研究子育てマンの観察日記

アメリカで研究と子育てに奔走する男の観察日記。独自の視点でアメリカを見つめ、日本を見つめ直す

哲学ノート

プラトン Meno (メノン)から探る詰め込み式集団主義教育からの脱却

前回、お固くプラントの『メノン』という作品について書きました。そこでは登場人物であるソクラテスとメノンが、美徳とは何か?を大真面目に語り合う訳ですが、ソクラテスがいわゆる「想起説」というものを提唱します。つまり、「魂は不滅で、何度も肉体を…

プラトン Meno (メノン)

プラントが記したソクラテスの対話篇のひとつ。バーチュー(美徳)とは何かについて考えた作品。以降、自分なりの解釈を書くが、英語で読んだこともあり、誤りや意見があれば是非とも指摘して欲しい。 メノンという男性が「バーチューとは教授できるものなの…