アメリカ研究子育てマンの観察日記

アメリカで研究と子育てに奔走する男の観察日記。独自の視点でアメリカを見つめ、日本を見つめ直す

バブル!?全米で建設ラッシュの異常な光景が広がっている気がする

4月にオレゴン州ポートランドに遊びに行きました。日本に住んでいた時に「エコで、お洒落で、コーヒーが美味しい街」と、雑誌で読んだので一度行ってみたいと思っていました。しかし、行ってみると、、、なんだこのホームレスの数は、、、幻想に向かって話す…

プラトン Meno (メノン)から探る詰め込み式集団主義教育からの脱却

前回、お固くプラントの『メノン』という作品について書きました。そこでは登場人物であるソクラテスとメノンが、美徳とは何か?を大真面目に語り合う訳ですが、ソクラテスがいわゆる「想起説」というものを提唱します。つまり、「魂は不滅で、何度も肉体を…

プラトン Meno (メノン)

プラントが記したソクラテスの対話篇のひとつ。バーチュー(美徳)とは何かについて考えた作品。以降、自分なりの解釈を書くが、英語で読んだこともあり、誤りや意見があれば是非とも指摘して欲しい。 メノンという男性が「バーチューとは教授できるものなの…

セリーナ・ウィリアムズの性差別という主張は成立するのか?

引き続きテニスUS Openの話題です。 もう皆さんご存知かもしれませんが、大坂なおみの優勝試合がセリーナ・ウィリアムズの発言によって性差別問題に発展しました。どういうことかと言いますと、セリーナが3度目のペナルティーを取られ、これがゲーム・ペナル…

大坂なおみの涙と記者会見が語るチャンピオンに相応しい人間性

ブログのタイトルに反して子供のこと全然書いてない、、、近いうちに、、、 さて、大坂なおみさんが優勝しました。日本人で初優勝はすばらしいのですが、僕は彼女が日本人だから、ということ以上に彼女の人間性のすばらしさに心を打たれました。 なぜブーイ…

アメリカの過剰なスポーツ愛がもたらすポピュリズム政治

さて、今日はアメリカのスポーツと政治の話をしたいと思います。本当にアメリカ人はスポーツ観戦が大好きですね。特にアメリカンフットボールは特別なものがあります。アメフトの決勝戦(スーパーボール)は国中お祭り騒ぎで、国民がみんなテレビに釘付けで…

アメリカの教育の機会不平等性がもたらす末路

もうかれこれ15年くらい前の話だと思いますが、ケーブルテレビでMTVを見ていました。そこで面白い番組があって、人気の黒人ラッパーがサプライズで高校に乗り込み、パフォーマンスをするというものでした。日本でも卒業式にアーティストがサプライズで登場!…

日本人は子供を持つことに明るいイメージが持てているのだろうか?

昨今、待機児童問題やら何やらで日本の子育て環境が外国と比較されることが多いなと思います。そういう時、テレビのコメンテーターが『欧米ではこういう優れたシステムがある』なんて聞く事が多かったので、てっきりアメリカは子育て家族に手当が多いんだと…

慣れたら忘れる

アメリカ・ミネソタ州に移り住んでかれこれ1年と半年が経とうとしています。初めは、新生活の準備やら出産やらで日々、驚き、戸惑い、喜びなどで溢れていましたが、最近はすっかり慣れてしまったようです。ということに気づかず日々暮らしていましたが、最近…